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自分で自分を育て直す

先日の続きです。


ちーちゃんは、声が出ません。何も言ってこないのです。
こうしたい、ああしたいって子供らしい事は言わない。
黙っているのです。


それは、とても悲しい気がした…。
笑いもしないし、怒りもしない。
悲しくもないし、辛くもない。
ちーちゃんには感情がないのだね。
隠しているんだね。



でも、ちーちゃんの心を開く事は、できないのではないかとも思う。

ちーちゃんは黙っています。
お歌も歌わない。
笑わない子供。
それは、感情を殺した子供。



大好きなママにいつも怒鳴られて、けなされて、
無視されて、絶望していた。
そして今も絶望している。
この絶望を飲み込んで生きるしかない。


諦めるのです。

現状を飲み込んで、諦めて生きるしかない。




ちーちゃんを、抱きしめる。撫でてあげる。
親からはしてもらったことのないこと。
笑いかけてあげる。
ちーちゃんが何か話してくるまで。



でも彼女は心が壊れている。

手足の取れた人形だ。

このちーちゃんの心を否定しないで、自分の姿だと思って、行きていく。
私は、良い人はやめたのです。
このちーちゃんの絶望と共に生きていきます。
うずくまる女の子。




心の中に、もう毒親は存在していない。
私は何かで読んだ言葉を心に刻む。



覚えておきなさい。

あなたが会ったすべてのひとは、
何か大事なものを失い、
絶望した経験があり、
そして守るものがあるのです。


どこかの国のことわざ。



私はちーちゃんを愛してあげよう。
いつか、ちーちゃんの声が聞こえるまで。
そこまでいけば、私の人生の課題は終わるのだろう。



この人生の課題、
それは、自分育て。
親との確執ではなく、自分育て。




親のことは、もう、自分には関係ない。切り捨てるべきひとたち。


喋りまくる私を馬鹿にして見ている実家のみんな。
私だって、喋りたくない。ただ、沈黙が、不機嫌が恐ろしい。

でも、不機嫌ならば、もう帰って来れば良い。
黙っていよう。私が不機嫌になったって良いではないか?




たまに悲しくなる時もあります。でもその時は、
ちーちゃんを抱きしめる。自分の感情を否定しない。
悲しくてもいいでしょう。
悲しいのは当たり前。

たまにフラッシュバックする嫌なこと。傷つけられた事。
それを、自分のせいって思っていたけれど、それをやめましょう。


ね、ちーちゃん、笑って。


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ダリア

Author:ダリア
可愛くない私を、嫌々育てた母。仕事第一の父。そして溺愛された弟。病んでいく私。
ネグレクト、被虐待児のいく末です。

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