2019/01/06
お姉さんが、心配
弟が、定年まで九州にとどまると言う話。知っているか?と、毒母から連絡が来た。
適当に返事をしていたが、これはお父さんに、詳しく聞いてもらうしかないか…、と、気落ちした声の毒母。
自分で聞けば良いではないか、どうして、九州にとどまるのか。
ねえ、あなた、聞いてくれない?
なぜ??
私は、はっきり言って人の人生の大きな決断に関わるなんてことはしたくない。
もし逆の立場で、会社のことや色々な事情をわからない人がああしろこうしろと言って来たら、迷惑だし。
人は、どんな時でも、どんな状況でも、それがその人の精一杯なのだ。
いい迷惑だ。
父が弟に電話をしたらしい。
父は、
『お姉さんが、心配しているから。』
と言ったそうだ。
弟は、空港で荷物を待っているので後で、と言ったそう。
そして弟から、すぐにラインが来た。
『お姉さんは、僕の決断にどんな心配があるの?』
迷惑そうな文面。
聞きづらいこと、嫌なことはここの家では全て私が前面に出されるのだ。
勘弁してほしい。
心配しているのは毒母。
私は、悪いけれど、50を過ぎた弟の進路は、興味がない。
本人が良ければそれで良い。
年収がいくらだの、昇進だの、どうだっていいんだよ。あたしゃ。
こんな事に巻き込まないでほしい。
はっきり言って、全部私にひっかぶして、情報を得たいのだ。
なぜ、『お母さんは心配してるんだけれど、なぜ横浜に帰って来ないの?』って聞きゃいいじゃん。
「お姉さんが知りたがっているから。」って、どういうこと?
弟は、私のことを、自分の私生活を探る姉。
うるさい姉。人のことを興味本位に覗き見したい嫌なヤツ、
と思っているのだろう。
てめえら、全員、なめんなよ。
年末年始くらいは…と思ったが、もう本当に無理。
来年は、年末年始は、旅行に行こう。
これから、色々なことがあるだろう。
最低限で、いこうと思ったが、もう、そんな甘い事では済まないかもしれない。
50年の習慣を変えるのは容易ではない。
でも、やるしかない。
私は、若い頃、ある企業のお客様相談センターのようなところにいた。
今のようにクレイマーはいなかったけれど、厄介なお客様はいた。
厄介な、お客様への対応をしていこう。
どうするのか?
それは、ね、「聞く」事。
ああ、そうでしたか、そうでしたか、と、共感するだけ。
こちらの意見は絶対に言わない事。
正月の新年会の予定を立てるだけでも、少し関わるとこんなに面倒なのだ。
弟のことは、一切、関わりたくない。
なぜこの家は、本音を言わないのか?
お母さん心配してるんだよと、電話くらいできないのか?
弟よ、私は、あなたの私生活を探りたくもないし、
あなたの年収がいくらだの、出世がどうだのと背比べをしたくもない。
そう言うのは、
大嫌いなんでね。
私は、一度死んだ人間なんでね。
人のお金なんてどうだって良いのだよ。
人のことなんて、興味ない。
人の学歴も、興味ない。
聞きたいことは、自分で、聞けば良いではないか。
「お姉さんが、心配してるから教えて」って、どう言うことだよ。
こうやって、家って崩壊していくんだね。
私は、全てを捨てて生きているのだよ。
あ、あ、私、まだ、弟とうまく付き合っていきたいって思っているんだなぁ。
もう、無理なんだよ。
諦めた、と言ってもまだ、覚悟が足りない。
弟は、私を敵視している。
ライバル視している。
年収はいくら?主人のことを、執行役員になったの?と、聞いてくる。
私は、あなたに、そんなこと、聞いたことないでしょう。
それがわかってくれない人とは、どんなにかんばってもうまくいかないんだよ。
諦める。
弟を、諦める。
心が痛い。
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コメント
親だけでなく兄弟も・・・。
私も努力したけど、付き合えないと判断し、連絡を断った兄弟がいます。
これで良かったのだと思いますが、胸が痛くなる時もありますね。
でも、自分は自分の幸せに責任を持つと決めてからは、やはりそうするしかなかったんですよね。
悲しいですよね。
2019/01/14 00:44 by URL 編集
Re: お姉さんが、心配
「自分は自分の幸せに責任を持つ」という名無しさまの言葉が、
ズシンと胸に響きました。
本当ですよね。
仕方がないのですよね。
ふとした時に寂しさを感じます。
動物は、皆、親兄弟とは離れていくものです。
そう思って、自分を慰めています!
2019/01/14 11:00 by dolce URL 編集
2019/02/07 17:14 by URL 編集
Re: お姉さんが、心配
十分でも顔を出すのが辛いですよね。
行きたくないと思ったら、行かなくっていいんだって、
思えるまでに大変でした。
2019/02/07 17:52 by Dahlia URL 編集