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白いバス

目の前を一本の線が見える。

その線に沿ってバスが通っている。
私たちは、バス停で、そのバスを待っている。
主人、息子、友人の顔も見える。





あ、バスが来たよ。

白いバス。





運転手は、虹色の服を着て、光の様に座っている。
そして、あなたはそこ、あなたはここへ、と、席を指定している。




私がバスに乗り込もうとした、瞬間、虹色運転手は目を大きく見開いて、
私を覗き込み、
早口でこう言った



『あなたは、乗れません』



…。




出発です。




私は、


ひとり、


残される。



皆は、何も言わずに、前を向いて座っている。



あ、あ、主人、



息子…。




私は、別の道だと言う。

バスは、光の中へ出発した。





闘病中によく見た、夢だ。



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ダリア

Author:ダリア
可愛くない私を、嫌々育てた母。仕事第一の父。そして溺愛された弟。病んでいく私。
ネグレクト、被虐待児のいく末です。

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