2018/11/13
つけ込む人々
私は、この人は、何をしても怒らないと思われることが多いです。
大人になると、私の周りには私を利用しようと、
ずるい人が寄ってくるようになりました。
理不尽なことを言ってきたり、
自分勝手な要求してきたり、
私はそれを断ることができないのです。
都合のいい奴なんです。
「それは無理でしょう」と言うような無理難題を
次々と無理くりかなえる私。
その人と付き合いたいわけでもないんです。
ただ人に合わせる以外に付き合う方法がわからないのです。
いつしか思いやりのないずるい人が周りに集まるようになりました。
疲れ切っていても、アポなし訪問。
何時間もいて子供連れで時間をつぶして帰らない親子。
おやつを出して、昼まで帰らなければ、お昼ご飯も出していた。
そのくせ彼女たちは何一つ損はしないのです。
何かといえば、親友親友と私にすりよって来るずるい人たち。
運動会の席取り。
教材の牛乳ビンをスーパーで探す。
厄介なことは、みんなでやろうという巧みな言い回しで、
結局は、押し付けられる。
結婚して家に入ると、色々な人と付き合わねばならぬ。
大学にはいないタイプ。会社にもいないタイプ。
子供のために耐えていた。ママ友って言うヤツだ。
一緒にスーパーに行って平気で万引きをするお母さん。
けれどPTAへ行くと、いっぱしの意見を言って帰るのだ。
先生も大変だ。
母のようにいつ怒りだすか分からない怖い人間。
そう言う人は、文句を言わない人を独特の嗅覚で探し出す。
私は人を見る目が育っていなかった。
とにかく自分を殺して、相手の都合に合わせる事しか人付き合いの方法を知らなかった。
きつかった三十代。もう二度と戻りたくない。
虐待サバイバーの皆さん、社会に出てからは、
あなたの弱さにつけ込む人から、逃げてください。
なにもかもむしり取ろうとする偽善者です。
嫌なことは断りましょう。
世間さまはあなたのお母さんやお父さんのように怒りはしません。
暴力もふるいませんよ。大丈夫です。
嫌なことは断りましょう。
恐ろしいことに、搾取されていることにさえ気がつかない。
どこまでも染み付いた被虐待児の負け犬根性。
利用されていることにさえ気づけない。
そんな三十代でした。
我慢することはありません。
ひとりでいても快適です。
今は、私は、快適です。
皆さま、私は、しあわせに見えますか?
今は何不自由なく生きられる。
普通の生活ができる。
しあわせそうに見えるでしょう。
うまいんです。しあわせ風に振る舞うのが。
それは、見栄や強がりではなく、
そういう風に振る舞う天才だからです。
交通事故にあっても、インフルエンザでも、
ほっておかれた。
常に、『元気で、明るく、楽しそう』に振舞っていなければ
いけなかった。
だから、痛みを感じない。
傷ついた心は、気がつかないふりをしてほっておく。
それ以外、どうしたら良いのかわからのです。
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コメント
2019/02/07 15:30 by URL 編集
Re: つけ込む人々
毒親は、弱い子の方が都合が良いからです。
私はそう思いました。
そこにつけ込む毒親チックな嗅覚の人間が寄ってくるのです。
私は、それを切ることができませんでした。
病気になるまで、尽くしました…。
2019/02/07 18:32 by Dahlia URL 編集