2018/09/26
電車乗り越し
息子が電車を乗り過ごしてしまい、実家に泊まらせてもらうことになった。夜中だったので、タクシーで、実家へ行き、
タクシー代を立て変えてもらって、一泊して来た。
お礼の電話を翌日すると、
たいそうな不機嫌の父。
私のことが嫌いなんだなぁ。
もう人生も後半。
80を超える。
何故、娘からの電話に苛立ちながら対応するのか。
たった一晩。
それは甘えだろうか…。
すぐ母に変わるという。
夜中に布団を用意して、
朝から、あれやこれやと大変だったそう。
丁寧お礼を言ったが、
「もう忙しいから切ってもいい?」
「タクシー代は、すぐに返してと言っておいたから」
と言われた。
そんなに、私が嫌いなのか。
改めてこういう対応をされると、
なんとも言えない気持ちになる。
嫌いなんだよね。私を。
せめて、人生の最後に、柔らかい気持ちになれないものかと
思うけれど、なんとも言葉もない。
嫌いな理由はいくらでもつけられる。
だって、お天気キャスターが大嫌いな人たちなんだもの。
お天気キャスターは、各局がクセのない、誰からも好感がもたれるような
人選をしているはず。
よく言えば、個性のない人が多い。
ほんの少しのことで、大げんかになる家なんだ。
お礼に行こうと思ったが、怖いので、やめておこう。
お礼の言い方、帰るときの表情、持って行ったものの値段。
渡し方、そして服装、お茶の飲み方、ちょっと言った世間話、
そんなことまで、細かく観察して、思い通りでないと
帰ってから、大悪口大会になることだろう。
別にいいのだが…。
悲しいな。親子だというのに、このままでは、最後はモメるだろう。
諦めているけれど…。
もう、自分を守ろう。
上手くやるなんて無理。
「夜中に布団を用意して敷いたのよ。重くて大変だったわよ。」
「息子にやらせてくれればよかったのに…悪かったね…。」
「冗談じゃない!できるわけないじゃない!アレコレと指示するのが面倒だから全部私がやったわよ。あんな夜中に。」
こんな歳になって、悲しいな。喧嘩…。
自分は、決して息子にはこういう思いをさせたくないと心から思う。
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コメント
2019/02/07 14:16 by URL 編集
No title
被虐待児は、皆そうですよね。
自分を大事に。簡単じゃないですよね。
一杯のお茶をゆっくり味わいながら飲んだこともなかったですから。
なので、騙されたと思って、自分のために、ゆっくりお茶を味わってみる…こんな小さな事から始めてみては、と思います。
2019/02/07 20:54 by Dahlia URL 編集