2020/07/06
最期のまで、かっこよかったよ。
私が一時帰宅をした間に父は逝った。弔問に来てくださったケアマネに、こう言っていただきました。
「家で看取れて、よかったですね。お母さまがお嬢さんに嫉妬するくらい、お父様がお嬢さまにべったりでしたね。お水も、お嬢さまが差し上げると、お父様は、本当に嬉しそうにしていらっしゃいました。
お嬢さま、とても良い看取りをされましたね。
お父様はとても、うれしかったと思いますよ。
スタッフも見ていて、良い看取りだと、皆、言っていました。」
看護師さんが髪を洗ってくださって、すすぐ時に私と息子の方へ顔を向けた時、父の顔が、笑った。
枕の関係か、何かの偶然だろうけれど、ニコッと笑った。
息子と泣いてしまった。
こんなハッピーエンドが来るとは、思わなかった。
父は、私の心に、しあわせをいっぱい置いて行ってくれました。
短かったけれども、本当に素敵な介護ができました。
私にとって、とても大事な思い出ができました。
スタッフのみなさんが帰ったあと、私は、すぐに父の胸についたモルヒネのパッチを剥がして、睡眠薬と痛み止めの薬を、捨てた。
お父さん、もう痛くないよ。良かったね。
これからもずうっと、ずうっと
大きなお星さまになって私を照らしてね。
父がよくしていた仕草。
OKって👌してくれている気がする。
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