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介護をしない母

実家から呼び出し。父の具合が悪いという。
ケアマネが来た。


私は別室に呼ばれて話をされた。
母は父のおむつを二日も替えていないという。
いつも自分ではおむつを替えないという。
介護スタッフが変えるまで放置だそうだ。




ひどいおむつかぶれを見て、悲しかった。








私は、情けないやら、哀しいやらで、恥ずかしながら、ケアマネの前で、涙が止まらなかった。






母は父の枕元で、
『介護って、壮絶よ。ものすごく大変だから。』
と言ってのけた。


父も聞いているのに。






もう、このままには、しておけない。
実家に泊まり込んで、父を私が看ることにした。
ダダと息子も一緒だ。








もう、母のことなどどうでも良い。
何を言っても、もう、聞かなければ良い。












父の冷たい足をマッサージした。おむつを変えた。お水を飲ませてあげた。
タンをとってあげた。
マッサージした足はとても温かくなり、
『お母さんにもそれを教えてやってくれよ』
と父が言ったが、私は黙っていた。




色々介護しながら、
驚くことに、私の心にしあわせがあふれて、とても温かい気持ちが溢れてきた。
こんなことができるのが、とても、うれしかった。


不思議ですが、
痩せてしまった父の体に触って、お世話できることが、
私には、とてもしあわせです。
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ダリア

Author:ダリア
可愛くない私を、嫌々育てた母。仕事第一の父。そして溺愛された弟。病んでいく私。
ネグレクト、被虐待児のいく末です。

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