2020/07/06
ケアマネから言われたこと
母のことでケアマネから連絡が来た。母から突然、気分が悪いと、電話があり、来て欲しいと言われ、病院に連れて行き、食事をしていないので、昼食を用意して持っていってくださったとのことだった。
そして父の様子を聞こうと電話を入れると母は父のことは話さず、『ご自分の体調を説明なさいます。』とのこと。
介護とは、ある程度病状が安定している方で支援が必要な方に対するもので、今、緊急に医療の力が必要な方に対応するものではないと、何度も説明しましたが、こういうことが続いていて困っているとのことです。
そしてケアをしていただいているチームは父への支援であって、母は関係ない。と仰った。私は、それは当然、理解している。ただ母は、そうは思っていないそうだ。
「2、3お話しておかねばならないことがあります。」
と私は切り出した。
まず、母は、病気を探してドクター・ショッピングをする『心気症』という精神の病を持っているということ。
もうひとつは、私は母に虐待されて育ち今でも心的外傷で通院していること。で、今、再び母の言動で私は苦しんでいること。
すると、なんとケアマネは、こういう連絡を私に入れないように配慮してくれるとのこと。そして、私に負担をかけないようにするので、安心して欲しいと言ってくださった。お嬢様は、一切関わらないで大丈夫です。
なんということ…。
そして、ダダが九州にいる弟に連絡を取り、今回の父の退院に関しては弟に対応してもらうことで、話がついた。ダダはこれ以上、お会社を休めないからだ。
ケアマネは、『お母様のご様子では、娘さんは近づかない方が良いです。非常に不安定です。正直トラブルもあります。私たちもお母様を刺激をしないように配慮しながら話をする様にということで情報を共有して対応しています。お嬢様は、ご自分の健康を第一に考えていただいて結構です。プロの私たちが対応します。』
と、おっしゃってくださった。
なんとお礼を言ったら良いか、わからないくらいだ。
話ぶりでは、ソーシャルワーカーの方などにも何か失礼なことをしているのだろう。怒鳴ったり、倒れるふりをしたり…。病院に連れて行っていただいたのも2回目。しかも時間外でご厚意で対応して頂いている。
「なんとも情けなく、申し訳ない。」
そう言ったら、それは、心の負担になるので、考えなくて大丈夫です。私たちはプロですので、そのような方の扱いもありますので、安心してください。と、おっしゃってくださった。
ただひとつ、父に対して、母がきついことを言っているということは、言えずじまいだった。…辛くて言えなかった。
弟は、九州から今日帰ってくる。
ダダは、この問題からもう私は抜けて良いと言う。弟にもそう話すと言う。
確かに、これ以上は、私には無理かもしれない。
自分を壊してまで、やる必要はないと、息子に言われた。
今まで積み上げて来た、小さな幸せの貯金をここで噛みしめよう。あるものを数えよう。
「かあたんは、ここは、逃げなきゃいけない。これ以上やると、自分の人生までめちゃくちゃになるよ…それはダダは望んでいない。」
「あとは、すん子(幼なじみの弁護士)を入れて、財産を洗い出して、ぴったり分けておしまい。全てお金で解決する。それで、もうおしまいだよ!大丈夫。」
~母は自分の実家との遺産で大揉めに揉めて、絶縁しているので、それを見ていた私は、遺産相続が恐ろしいのだ。
もう、絶対に関わらないで良いと、思ったら、少し今日は心が落ち着いた。
家族に、そしてケアマネージャーそしてお世話をしてくださるみなさんの温かい気持ちに感謝しかない。
本当に、ありがとうございます。
スポンサーサイト
コメント