2020/06/05
迷惑な電話
母は、ケアマネがくるのが怖いそうだ。そして、義妹に連絡をした母。
『ダダに来て欲しいと言っていますよ』
と義妹からLINE。
「弟は免許を返上しろ」と言うので怖いという。
私は、ラーメン屋でブチ切れたのでなお一層恐ろしい。そして私には罪の意識がある。絶対頼めない。
義妹には頼めまい。
何故遠回しに義妹に言わせるのだろう。堂々とダダに連絡すれば良いではないか…。
実は、私の心からあることがきっかけで、もう、父の存在が消えそうになっている。
『サチコが、毎日電話を掛けてきて、迷惑だ。毎日、私にも今日はどう?って言われても、昨日と同じとしか言いようがない。話すこともない。』
と弟に父が言ったそうだ。
弟が申し訳なさそうに私に言った。
「もうあまり電話はやめた方が良いかもよ…。」
心の底から哀しかった。心が真っ暗になった。立ち直れないとは、こういうことを言うんだなと、思った。
これは、強烈。しばらく、立ち直れないっす(笑)
これは、この家の人間にとっては、いつもの軽いジャブ。いつも私を悪く言っていればこの家は安泰。自分も安泰。
もうそう長くない父が、母にひよって、私のことを迷惑がっている、この言葉は、習慣化し、もはや意味さえない挨拶のようなもの。そうなんだ…。
でも、これを、「今言う」ということの意味を考えていないのだ。染みついた不文律。この家の、決まり事。
私が信頼するある方が以前、こう仰った。
『お母様の虐待を黙認していたお父様も同罪です。』
父も母が恐ろしいのだ。
『なんとか、お母さんの顔色を見ながら、面倒が起きないようにやってくれ。』
病気がわかった時、父は私にこう言った。
そして今、母に逆らうと、父も、罵声を浴びせられている。
夫婦というのは、五十年以上も一緒にいると、このようになるのだなぁ、と、思った。一緒になって今まで通り私の悪口を言っていれば、父も安泰なのだ。今までずっと。ずっと。私が生まれてから…。
~けれど、お父さん、最期の最期でも、私の気持ちはどうでもいいのね?
そう思ったら、やがてくる父の死という身を切られるような怖ろしい出来事が、さほどでもなくなった。
みんなで、私をスケープゴートにして、『うまくやって』きたのだ。
父の言葉で、気持ちが軽くなった。
皆それぞれの思惑があり、誰かを犠牲にして、自分に火の粉がかからぬようにやってきた。子供だろうが、猫だろうが、弱い者には容赦ない。そんな家だった。
酷いにもほどがある。
この地獄家族から、私は、離れます。
あとは弁護士を入れて。
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