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喧嘩をしている

父が、唇が痛いと言い、食事が取れないそうだ。母は、思うようにいかない介護にイライラし、なんと父の悪口を私に電話で言いはじめた。

母は、何故、最期の時間をこんな風に哀しい気持ちで過ごさせているのか。


『まって、今、お父さんトイレに立ったから、聞いているのよ、この電話。黙って。』


と、さも私が悪口を言っているかのような口ぶり…。私が母の味方であるかのような自作自演の演出。


信じられない。






この思いやりのなさ、人間としての卑劣さには、驚くばかり。ここまでとは思わなかった。










夕方に父の携帯に電話をする。


『お父さん、私の家に来ない?』


父は少し考えて、


「いや、ここでいい…。俺は大丈夫だ。心配するな。」


と言った。






迷惑をかけたくないと思ったのだろう。






『痛いところはない?』


『大丈夫。平気だよ。』






明るく振る舞う父。


庭に出たら泣けて泣けて仕方がなかった。


泣けて泣けて仕方がない。



















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ダリア

Author:ダリア
可愛くない私を、嫌々育てた母。仕事第一の父。そして溺愛された弟。病んでいく私。
ネグレクト、被虐待児のいく末です。

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