2020/05/10
ネズミ
母には、「夫を看取る」という宿題はさぞかし、難儀でしょう。
私は、『座っている向きを変えなさい』という言葉を、胸に大事にしまってあります。
のこのこと、醜いネズミが出て行ったら、皆が小さな汚い弱いネズミを袋叩きにして、「ネズミ退治の達成感」を感じておしまいになるんだ。今ある大きな不安は、こうやってすり替えられる。不思議なものです。
スケープゴート。
~~~~~~~~~
父の介護が始まり、たまに父を見舞うと、母にも、会う。
母は私の顔を見てこう言った。
「白髪がいっぱいで、顔もシミだらけ。あなた、太ってて、苦労した顔してる。」
~これを聞いた時、私は、こう思った。
私は、汚いと言われてホッとしている。それってどうなのだろうか…。この人は、私に必要な人なのだろうか…。何故汚いと言われてホッとするのだろうか…。
醜いネズミは、今迄通り、生活していけば良いのです。毎日をずっと同じように中庸の気持ちで過ごす事は、実はとてもとても難しいことですよね。
そうして夜になったら、お星さまに祈ってみましょ。
『父が、大事な一日一日を、健やかに
愉しく過ごせますように.**’✳︎☆✴︎-.,:*★※✴︎”』
それで良い。

お庭の木陰が気持ちが良い季節になりました。
~青い鳥を探そう!🐦
スポンサーサイト
コメント