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お局さまの行く末

昔むかし、とってもイジワルだった~~失礼!!(笑)会社の先輩と三十年ぶりにバッタリ!!レストランで、バッタリ。



主人は会釈。後ろからついていった私は、誰だかわからなかったが、とりあえず会社関係と判断して、営業スマイルで(笑)「いつも主人がお世話になっております。」と、感謝の気持ちをつぶやいて主人より深くお辞儀。~~出過ぎず控えすぎず、がモットー。


で、先方さまは、私を見てなんとプイっと顔を背けたのだ‼️



主人は、席に着くと、〇〇さん、いたね。って、
ええええええ!!!!
あれ、〇〇さん??     


何十年ぶりに見た顔。トゲトゲしさは、すっかりなくなったが、パワーもなくなっていた。灰色のオーラのかかった冷たそうな横顔が昔のままだった。すすけた黒の革靴が、足元で、苛立った気持ちのままに、落ち着きなく動く。


あぁ。



五十を越して一瞬の会釈さえできない残念さ。


私はただ、自分のするべきこと 
  ~nice & neatに✨ご挨拶~ をするだけ。
「挨拶できない」これだけで、人生は大損よ。

挨拶できない気持ち…。いじめた後輩に笑顔で会釈できない。「キライな後輩、挨拶したくねー」って、そんな心映えでは、しあわせが去っていきます。



何か大きな理由があって、どうしても許す事ができないことがあって自分のポリシーを通すために挨拶をしないのはまだいい。
でも、そこまでの関係は彼女とはなかった。ほとんど私的には話したこともなかった。でも、色々ありました。当時、彼女は、皆に反対される恋愛に夢中だった。しあわせは、逃げていきました。その恋は当時の彼女に暗い影を落としていたのかもしれません。

歳をとったら、生き様は、こんなところに出る。





還暦間近でキライな人がいる、もしくは恥ずかしくて挨拶できないひとがいるなんて、心に偏りのある証拠。キライな人とは離れていれば良い。サラッとかわして、たまに会っでも、笑顔で、会釈。これが、しあわせになる早道。

どんな時も、誰に会っても、笑顔で挨拶ができる、しあわせが来る、笑顔になる、人が集まる、しあわせが来る…。この好循環。
息子よ、何があっても、辛い時でも、いや辛い時こそ、 挨拶をしなさい。




人に、不愉快をばらまくのは、ね、一番のマナー違反。そして、その小さなことができない心映えは、しあわせを遠ざけるのです。毒母の様に…。



食事の間中、私に顔が見えないように下を向いたり、ひとの影に隠れたり、居心地が悪そう…。私は、その様子を、小さな泡がプチプチ浮かぶグラス越しにちらちらっと感じた。


ふ~~。人生ってやつは…。





絶対に自分の心には、嘘をついてはいけない。自分の心に聞いてみて恥ずかしいことをしてはいけない。

ひとを見下したり、弱い立場のひとをいじめたり、嫉妬したり…。自分に恥ずかしいことはやっちゃいけない。何十年経って、こんな時が来るんですね。神様は、彼女の斜め横の席に私たちを座らせた。







しばらくすると、きれいに盛り付けられた、前菜のお皿が、運ばれてきた。ピンク色の海老ちゃんや、紫のレタス、色とりどりのきれいなゼリー寄せ。
わ✨


人生の帳尻は、きっちりとつくものなのだな。私にとっては、忘れてしまったこと。でも、彼女は、その時自分の良心に裁かれていた。

ダダが後で聞いたら彼女たちはご主人の定年退職のお祝いの席だったそう…散々な居心地の悪さだっただろう。





人生は…普通にしていれば簡単。
でも、自分次第で、混沌だわ。






席を立つと、彼女たちのテーブルは、もう半分片付けられていた。
どこから出て行ったのだろう…。
逃出したように置かれた、空のグラスやナプキン。


ドアを開けたら生温かい夜風。


神様っ、やるじゃん!!

夏の夜空を見上げると、
満月がパチンと音を立ててウインクした。


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ダリア

Author:ダリア
可愛くない私を、嫌々育てた母。仕事第一の父。そして溺愛された弟。病んでいく私。
ネグレクト、被虐待児のいく末です。

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