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父の老い

父は、最近起きている時間が少なく、食事の量も減ったそうだ。たまに粗相をしてしまうと、先日毒母から連絡があった。

『ね、どこでもいいから、施設を探してくれないかなぁ?』
『なんでもいいのよ。あなたがいいと思ったところでいいわ。』
丸投げってやつですね(笑)

自分で決めたわけではないので、思い通りなところでなかったら、いずれ文句を言うだろう。そんな事は明々白々。





そして、父はといえば、プライドがあるのか、絶対に介護認定など受けないという。そうなると、毒母は、父を家で一人で介護することになるのだろう。
よくわからないけれど。。。
行政には助けてもらえないのだろう。。。




毒母は、私から、父に病院に行くように説得してくれという。
でも、私が言ったら大げんかだろう。
私は私が好きだった父はもう「過去のある出来事」をきっかけに死んだと、私は思う事にしたのです。
泣き明かしたその時の苦しみ、悲しみ。
父はその時私の中では死にました。
今生きているのは、知らない老人。
その私が猫の首に鈴をつける役なのかい?






幼い頃から、嫌なことは全て私がしてきた家。
毒母の入れ知恵で、丸めこまれた父と弟は私をあからさまに嫌っている。
二人とも、私とは話もしない。
ごめん、あなたたちは、私の中ではもう、過去の人。
毒母よ、自分で自分の首を絞めたね。
バカなんだね。





毒母は、尊大な女で、自分からは絶対に弱音を吐けないのだ。
強いわけでもないので、いつでも心は不満でいっぱい。
「行政に相談して、介護保険を使ったら良いと思うよ。何かあったらなんでも言って。できる事はやるから」
と言っておいた。




人生を自分の責任で生きていない人。
そういう人は自分の不幸を人のせいにして文句を言う。
自ら判断して、自分の責任で道を選び、そして努力してきた人は、案外スッキリ老後が愉しめるのではないかと、ふと思った。

自分がしっかりしているうちにライフプランは考えておくべき。自分で決めてこれからの事は自分で責任を持つ。不具合があったら自分のせいと覚悟すること。
『そういうことを知っている誰か友人なり、親戚に相談するといいよ。』
と、私は言っておいた。
でもね、バッサバッサと切ってきてしまった兄弟や、親戚、
大げんかした友人…
もう周りには誰もいないのだ。私はそれは知っている。
話を聞いて、何かあったらなんでも言ってね、
と、言っておきました。







幼い頃から、
「いい気になったり憎らしいことをしたら、お前を孤児院へ連れて行くからね。孤児院ってところはひどいところらしいよ。お前は拾ってきた子なんだよ。だからかわいくないの。孤児院って、すごいイジメがあるらしいよ。怖いね~。」
と言われて、私は育った。

その度に、夕方に、庭で猫を撫でながらいつも泣いていた。誰にもわからないように。でも、のちに私の唯一の友人だった猫を母は、汚いという理由で捨ててしまった。それから、私は、いつもひとりだった。
パンパンと雨戸を閉める音。私が庭で泣いているのを知っているのにだ。真冬でもお構いなしだ。
家には入れてもらえない。




でも、私は、弟と違ってこの家の子ではないから仕方がないと、そう思い込んでいた。
だんだん、悲しみも感じなくなってきた。

私は、それからずっと、身体の痛みを感じない人間に育った。いちいち痛がっていたら、悲しんでいたら、身がもたないのだ。被虐待児は全てそうだ。そして、自分が悪いから母親が怒るんだ、自分さえ良い子ならば、母親を苦しめないのに…と、自分を責める。生きているのも、息をするのも申し訳ないような気持ちで、育つ。




今、私は、
『お母さん、今に、あなたを介護施設へ連れて行くよ。介護施設ってとこはひどいところらしいね。ひどいイジメがあるらしいよ。』
と、心の中で、反芻する。何度も何度も。でも、決して声に出しては言わない。それが私の人間としてのプライド。ダダの妻として、息子の母としてのプライド。

「私はやられたら100倍にしてやり返してやる」
という毒母の口癖。
でも、五十年後にこんなふうに神様が100倍に返してくるなんて、想像もしていなかったのではないか?






結婚当初からずっとずっと不仲な両親。
老後になって、人生の集大成がやってくる。

私の家族は、優しいダダと、息子。本気で喧嘩などしたことがない。愛情たっぷりの温かい食卓。楽しい話声や、笑い声の絶えない家だ。明るい日の当たる家。花の咲く庭。楽しいこといっぱい。困難にも3人で頑張ってきた。誰かをいじめたり、何週間も家族のひとりを無視したり、不機嫌や、嫌味や、妬みや嫉妬や悪口やそんな事は全くない家。本当に感謝している。でもこれが私の家。私の家は、3人家族なんです。そしてハイジさん。それ以上入って来ないでほしいのです。毒親よ、あなたの居場所はここにはないのです。








もうあの不機嫌な陰気な家には戻りたくないし、関わりたくない。
自分の作った暗闇に私を再び引きずり込まないで。

私は、黙っています。心を強くまっすぐに持って。
私には、ダダや息子、ハイジさんがいる。理解して助けてくれる人がいる。
あなたをいじめる理由もありません。そんな暇もありません。
でも、私が裁いてやる必要はない。私は裁きません。
神さまが見ているのです。





虐待をし、人を苦しめた者が何の罰も受けないなんて
そんなのありえないんです。正義は勝つのです。
今世か来世か知りませんが自分のした事は、そのまま、いやいや100倍になってやってくるのです。
これは私の学び。




私は、仕返しをしない。
自分のために。ダダと息子のために。
虐待で命を落とす子供を、なぜ助けられないのかと、悔やむ人がいます。
でも、その時点でその子供の心はめちゃくちゃに壊れています。
命が助かっても、一生苦しみの人生です。

酷かもしれませんが、助からなかったとしても、その方が、しあわせかもしれないとも、思うのです。
その心の痛みを抱えて生きるのは並大抵ではありません。
叩かれた犬は絶対に人に慣れることはありません。恐怖と混乱の暗闇の中を生きるのです。


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地獄へ道づれ

人はみな、自分のことしか考えていない。
その時の自分の都合で、ニコニコしたり、顔をしかめて批判したり。
別に、人のことなんてどうでも良いのです。

気分次第で、人に八つ当たりしたり、すり寄って来たり、意地悪したりしてくる。
それをひとつひとつ真面目に受け止めていたら、大変なことになる。
人の気持ちなんて、考えても仕方がない。




意地悪をしているひと、しあわせではありませんネ。



そして、その意地悪がさらにしあわせを遠ざける。誰だって、ニコニコしていてご機嫌の人の方が好きなんです。顔をしかめて口を歪めて言う意地悪は、貴方のしあわせをも遠ざけるのです。

悪循環。

しあわせになる資格を自分から遠ざけているのです。人に八つ当たりして、人を不愉快にして喜んでいるのです。不幸な人は、人の失敗や失言を、探して回る。
そして、そこをつつきまくる。







でもね、そんな人に意地悪されても、悲しんではいけません。それこそ意地悪さんの思うツボ。
そうやって、意地悪さんは、人を不幸に巻き込んで、自分の不幸仲間を増やそうとします。

そういう人はひとの感情までも操作しようとします。「こう思うのはおかしい、こう思ってください。」と。思い通りにならないと攻撃してきます。







これの最も恐ろしいことは、意地悪さんは無意識でやっているということです。私は、全くそんなつもりはありません、と言うはずです。

意見が違うならば、スルーすれば良いのです。が、そういう人はスルーはしません。絡んでくる。ネットで正義を盾に人を叩くのと同じです。多様な意見を認めないのです。それが正義を盾にしているからタチが悪いのです。

正義、正義って…、ね、それは戦争の始まりもそうです。戦争の始まりは常に、正義からです。宗教観の違いや、文化の違いなどを考えもせず、正義を極端にふりかざして、人を煽る。それが、正義と信じているから、ノーブレーキになるんです。






いやいやいや、結果的には、意地悪さんは不幸な人が好きです。自分より紙一枚でも弱く不幸な人によっていきます。そうして、しあわせそうな人に意地悪するのです。そしてその人が悩んだり、悲しんだりしたりするのを見て楽しんでいるんです。…無意識のうちに…。

意地悪されたら、ああ、来たな、意地悪の招待状が…と、思えば良いのです。
ただの招待状です。
それをもらって狼狽えることはありません。

されたことは全部まとめて、ゴミ袋に入れて、
ゴミの日に出してしまいましょ。


二度と、近寄らないことです。簡単。


こんな人に関わってはいけません。
地獄へ道づれです。

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どうするの?

毒母が、電話で、演技をしている。不正脈で、辛い、具合が悪い。
と。



でも、よくよく話を聴くと、父がいよいよ老いてきて、一日中ほとんど眠っているという。歩行も辛そうで、ご飯の量も減っているという。


でも、父に私が話かけても、父は、冷たい態度をとるようになった。
これは、いつものように毒母の入れ知恵。



どうするの?




全部切ってしまっているじゃないの。
親戚も、兄弟も、友人も。


毒母のまわりには、誰もいないではないか…。
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プロフィール

ダリア

Author:ダリア
可愛くない私を、嫌々育てた母。仕事第一の父。そして溺愛された弟。病んでいく私。
ネグレクト、被虐待児のいく末です。

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