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孤独と共に

いやだと思うことは絶対しません。
なぜって、私は、今まで、いやだと思うことばかりしてきたからです。
自分の意思で選びとったものだけでいいのです。
そう思うのに、時間がかかりました。




でも、言い訳を用意しました。
「今まで我慢してきたでしょう。悲しくても泣けなかったでしょう。意地悪されても、蔑まれても、笑っていたでしょう。だから、自分ファーストで行こう!」






もう、50も半ば。良いではないですか。
ひとにご迷惑をかけなければ。
自分を一番大事にして生きましょう。
それを、いけないと思わないこと。




「でも、そんなわがままが通るわけがないでしょう!!!自分勝手なんだから!!こんな嫌な子、大嫌い!!!」
と叫ぶ人を、小さな籠に押し込んで水に沈める。






あなたが私に強いた一番の困ったメッセージは
『弱くあれ』
というものです。
頼りなく、自信がなく、暗く、弱い子供ほど御しやすいものです。
「意思を持つな」「弱くあれ」
あなたの思いのまま。
でも、もう、そこから逃げるのです。



そこで、あの言い訳を、唱えるのです。
「今まで我慢してきたでしょう。悲しくても泣けなかったでしょう。意地悪されても、蔑まれても、笑っていたでしょう。だから、自分ファーストで行こう!」





食べたいものを食べるのです。
行きたいところへ行くのです。
そして、ひとを恐ろしがって生きるなら、ひとりを選びましょう!
自分のペースで行きましょう。
だって、もう人生もあと少しよ。
ひとの顔色を伺っている時間はないのです。






私はひとに嫌われてもいい。
私だって、嫌いな人のことは、嫌ってもいいのです。


「今まで我慢してきたでしょう。悲しくても泣けなかったでしょう。意地悪されても、蔑まれても、笑っていたでしょう。だから、自分ファーストで行こう!」






毒親は、先のことなんて考えなかった。私は、先のことばかり考えて恐ろしがって生きてきた。でも、先のことをしっかりと考えて生きている方がよっぽどよく生きることができる。

毒親は、感情のままに生きてきた。私は、感情を殺すことができる。私の方がよほど世の中では、使い道がありそうよ。

弱い毒親は寂しくて仕方がない。私は、強い。もう寂しくはない。

あなたの人生の坂を下りきったところに、何があった?70を超えるあなたの人生、かっこ悪い。

孤独、老いていく身体。全ての人を切ってしまったあなたのことを思い出すひとはいない。サンドバッグももうないわよ。
私は、サンドバッグなんかなくても生きていける。あははは。私は、おかげさまででひとに頼らなくても寂しくないの。





私の人生の邪魔は、もうさせない。





あなたが歩けなくなっても、お茶一杯だって取って来る気はありません。
『あんたには、足を付けて産んでやったんだから!!!』
と、よく言ってましたね。

幼い私は、水が飲みたければ自分で、コップに水を汲んで飲む。こぼしただの、遅いだの、汚いだの、なんだのってぎゃーぎゃー叫ぶ毒親よ。幼い頃からなにかをするということは常に恐怖だった。
なにもしたくない、と、思った。





私は、どんな時も、自分を一番軽んじてきた。それが一番心地よかったからだ。あなたに嫉妬されないように。
あなたに、お茶を入れてくれなどと、頼んだことは、ただの一回もない。どこへ行っても、荷物だって、全部私が持ったでしょう。あなたは、親ではない。
あなたは、私の見てきた中で、一番頭の悪いひと。





私は、孤独を味方にした。
孤独を味方につけたひとは強いのです。

あなたは、精神病者。子供を産むなんてね、できるはずがなかった。



あなたよりも、私は上。
そう思うことです。


あなたよりも私も方が上。当たり前でしょ。
少なくとも、私は、ひとの心を壊すまで痛めつけたことはない。


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自分で自分を育て直す

先日の続きです。


ちーちゃんは、声が出ません。何も言ってこないのです。
こうしたい、ああしたいって子供らしい事は言わない。
黙っているのです。


それは、とても悲しい気がした…。
笑いもしないし、怒りもしない。
悲しくもないし、辛くもない。
ちーちゃんには感情がないのだね。
隠しているんだね。



でも、ちーちゃんの心を開く事は、できないのではないかとも思う。

ちーちゃんは黙っています。
お歌も歌わない。
笑わない子供。
それは、感情を殺した子供。



大好きなママにいつも怒鳴られて、けなされて、
無視されて、絶望していた。
そして今も絶望している。
この絶望を飲み込んで生きるしかない。


諦めるのです。

現状を飲み込んで、諦めて生きるしかない。




ちーちゃんを、抱きしめる。撫でてあげる。
親からはしてもらったことのないこと。
笑いかけてあげる。
ちーちゃんが何か話してくるまで。



でも彼女は心が壊れている。

手足の取れた人形だ。

このちーちゃんの心を否定しないで、自分の姿だと思って、行きていく。
私は、良い人はやめたのです。
このちーちゃんの絶望と共に生きていきます。
うずくまる女の子。




心の中に、もう毒親は存在していない。
私は何かで読んだ言葉を心に刻む。



覚えておきなさい。

あなたが会ったすべてのひとは、
何か大事なものを失い、
絶望した経験があり、
そして守るものがあるのです。


どこかの国のことわざ。



私はちーちゃんを愛してあげよう。
いつか、ちーちゃんの声が聞こえるまで。
そこまでいけば、私の人生の課題は終わるのだろう。



この人生の課題、
それは、自分育て。
親との確執ではなく、自分育て。




親のことは、もう、自分には関係ない。切り捨てるべきひとたち。


喋りまくる私を馬鹿にして見ている実家のみんな。
私だって、喋りたくない。ただ、沈黙が、不機嫌が恐ろしい。

でも、不機嫌ならば、もう帰って来れば良い。
黙っていよう。私が不機嫌になったって良いではないか?




たまに悲しくなる時もあります。でもその時は、
ちーちゃんを抱きしめる。自分の感情を否定しない。
悲しくてもいいでしょう。
悲しいのは当たり前。

たまにフラッシュバックする嫌なこと。傷つけられた事。
それを、自分のせいって思っていたけれど、それをやめましょう。


ね、ちーちゃん、笑って。


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幼い自分に名前を付ける

幼い頃のイメージは、夕暮れに庭でひとりで泣いているイメージです。
紅い夕陽が、あたりを染めて、庭の色が変わる時、家に帰る時間が、嫌だったのを思い出します。
家の近くの神社で、ひとりでしていた遊び。
蟻を殺す遊び。
自分よりも弱い蟻。小さな蟻。
行列から一匹捕まえて、殺す。
また一匹殺す。
繰り返す遊び。
ひとり。
夢中で殺した。



この痛み。この恐怖。この背徳的な行為。
殺してしまったら、取り返しがつかないんだ、と、何度も思った。
石で潰したり、足をもいだり、頭を切ったりした。

これを強烈に記憶しているのは、多分自分でも、残酷な嫌な遊びという意識があったのだと思っている。
でも、やめられなくて、その日は日が暮れるまで、蟻を殺していた。

帰り道、私の事をお母さんが嫌いなのは、私はこんな嫌な子だからなんだと、妙に納得した。






今でも、心の中にうずくまる女の子。
かわいそうに、ひとりぼっち。誰も頼る人はいない。
ひとり。
幼稚園でも、なんだか、みんなと馴染まない。




その子をちーちゃんと名付けて、呼んでみる。
こっちおいで。



下を向いて、泣きたいのだが、泣けないちーちゃん。
大丈夫だよ、泣いて。
五十を過ぎた自分が、ちーちゃんを抱きしめる。
遊ぼうか?
良い子だね。
あなたは、可愛くて良い子なの。
あったかいところに行こう。
抱っこしてあげる。
一緒に美味しいご飯を食べようね。




犬を飼いたいんだね、大きな犬を飼おう。
セントバーナードがいい。
猫ちゃんも。
そして、馬に乗ろう。
お馬さんは、優しいよ。
ちーちゃんの欲しいものは何?

そして、抱っこしてあげる。
そして、いつも笑いかけてあげる。
どんな時も味方だよ。
そばにいてあげるよ。





ありのままでいいんだよ、ありのままのちーちゃんを、
私は大好きでいてあげる。



そういう想像をして、自分を可愛がってあげましょう。
幼い頃の自分を育て直すのです。
泣いていたら、抱きしめてあげましょう。




もう、何年もそうしていますが、
私の心の中のちーちゃんは、いつもうつむいて、涙をためています。
必ず夕方。
夜は、叱られる時間なので、ちーちゃんは、いません。
朝も、叱られる時間。
学校では、演技をしているちーちゃん。しっかり者の、優等生です。




夕暮れの隙間の時間。寂しい時間。それが、本当の私。



いくら可愛がっても、
ちーちゃんは、まだ、笑う事は、ありません。



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暴走する思考

頭に浮かぶ悪いことを、暴走させっぱなしにしていませんか?


私は、悪いことを考え始めると、その悪い予感が暴走して、何度も何度も繰り返しその悲しみを味わい、ものごとが、悪い方へ流れて行くのを、そのままにして受け入れていました。
今でも、気をつけないと、そういう傾向にあります。




けれど、しない方法を見つけます。


悪いことを考え始めたら、目の前で、手をパンッと叩いてみます。
前向きに考えよう、なんて、できないから、困っているのです。
いくら言われても、無理です。意志の力では、無理です。
なので、たまには、水道の蛇口をひねって水を流すイメージをしてみる。
シャッターを下ろすイメージをして、考えをせき止める。
ドアを閉めるイメージ。
体を裏返してみて、ウエットスーツみたいに内側をゴシゴシとタワシで洗うイメージ。私はこれ好きです。



なんでもよいので、切り替えるきっかけのイメージをします。
最初は難しいのですが、悪いことはなかったことにします。




でも、「なかったことにしよう」なんて意志の力で思っても無理です。
なので、具体的な何かきっかけを…。



逃げましょう。




悪いモノからは、逃げましょう。





そして、ひとりで生きて行くという覚悟を決める事です。
そうすると、不思議に助けの手が伸びてきます。
頼られるかもしれないと思うと、ひとは逃げて行くものです。




とにかく、今すぐに、暴走する悪い悲しい思考を止める事です。
具体的なイメージを探しながら。



10年後には、思考法が変わります。あと、10年我慢しましょう。10年なんて、今までの苦労を考えたら、すぐです。

でも、完璧は目指さないことが大事です。
自分は、そんな完璧ではない、と、できなくても自分を責めないことです。

自分を可愛がってあげます。
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ゆっくりお茶を

早くしなさい!!早く!!もう!!イライラするから、早くしなさい!



最後は絶叫。
精神が破綻している。



早く食べなさい!!あああ、こぼした!!早くふきなさい!!!!
雑巾を持ってきて!!!!もう、早くして!!!!!



気が狂ったように叫ぶ。

スッキリするのかな。弱いものをいじめると、イライラが治るのかな?



どこかへ出かける前には必ずこんな嫌な時間が待っている。
なのでどこへ行っても楽しくはなかった。



お母さん、もう、死んじゃえばいいんじゃないの?と、小学生高学年になると、心の中で思うようになった。



早く!!!の叫びは、心の中に長いこと響いて、私の心を蝕んだ。






自分で、自分だけに、ゆっくり美味しいお茶を入れて、飲みましょう。

誰もいない時に、好きなお湯のみを買って、温めて、お湯を注いで、ゆっくり待って、柔らかな湯気の立つ中で、ゆっくりお茶を淹れましょう。

そうして、ゆっくり味わって飲んでみてください。





最初は、戸惑うかもしれません。
ゆっくりなんてできないかもしれません。でも、これが自分を大事に扱う第一歩です。
お茶を味わってみましょう。

一杯のお水も味わって飲んでみましょう。




これを何年もやってみると、自分を大事に扱う事の第一歩ができる気がしました。



こんな事も、被虐待児には、難しいのです。
たかがお茶一杯。それすら楽しめない。
だから、そのたかがお茶一杯を大事に味わってみましう。



私は、そうやって自分を大事に扱うという事を始めてみました。
ゆっくり✨


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コメント

昔、五年間書いていたブログのコメントにこういうのがあった。

「なぜ、自分をそんなに卑下しているのですか?自分を諦めていませんか?自分を大事にしていないひとですね。尊厳がないのです。手入れのしていない汚い場所にひとはゴミを捨てます。あなたはゴミ捨て場ですか?親御さんの感情のゴミ捨て場でいいのですか?」






その文章を何度も何度も読み返した。

あまりにも的を射ていて、思考がストップしてしまった。

多分これは、事実。真実。





自分が自分を大事にしていない…。



どうやって自分を大事にするの?わからないのです。




自分の感情も。希望も。理想も。ない。それらは、嫉妬に直結する怖いものです。



だって、自分がしあわせになると嫉妬される。
母だけではない、みんなに嫉妬されるような気がします。

でも、それは、本当の事でしょうか?正しい認識でしょうか?
みんなが嫉妬するなら、ひとりで生きれば良いではないでしょうか?





どうせ、生きていたって、辛いだけの人生です。
ひとりを怖がらない事です。
いや、私は、ひとりが一番いいです。
ひとは、怖いのです。
ひとりが一番。



私は、信頼しているひとだけとしか付き合いません。



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書くという事

どうしたら、この苦しみから解放されますか…。


切実な、質問。涙が出そうだ。




どうしたら…。それが、ひとつではないし、小さな事を少しずつしてきた事で、解決に向かったので、自分でもまだ整理がついていません。




でも、思いついたままに、書いていこうと思っています。

私は今、親と決別し、穏やかに過ごしています。
ここまで、書いてきたことは、回想です。





実は、五年ほど、別のブログで、趣味の事や、日記をつけていて、それと共に、苦しい心の中を、出して書いていたのです。


五年間です。



幼い頃、こんな事あったな。あの時哀しかったな。

ちょっと待って、これって、私、悪くないんじゃないの?

この親って、オカシイんじゃないの?

何か気がついた時に、ランダムに考えずにどんどん書き続けた。






そのうち、コメントを寄せてくださる方が出てきた。

「あなたのお母様オカシイですよ。」

皆に、意見をもらっているうちに、心が整理されてきた。


おかしいよね、母。私の家庭。

「なぜ怒らないのですか?」

と言われて、返す言葉が見つからなかった。
どうしてだろう?





洗脳だ!



これって、洗脳。



そして、そのうち、毒母を、客観的に見られるようになってきた。
これは、セルフカウンセリング。
うんうんって聞いてくださるのは、ブログの読者の方々。
それなりのリアクションがあるのも励みになった。
書いてみてはいかがでしょう!!ブログが面倒なら、ノートでもなんでも良いので、書いてみたら良いかもしれません。

こんなされても、我慢してきたなんて、私はおかしいと、頭ではわかっていましたが、
この頃から、魂の底からオカシイという警鐘が聞こえてきたのです。




その鐘の音は、どんどん大きくなってきて、
もう、後戻りできないほどに自分の心を強い方向へ向かわせていきました。




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真夜中の国道で

爆音の中、蛇行運転のクルマ。



夜中じゅう走る。



バカだ。



国道に差し掛かったところで、目の前で、バイクが転んで、二人乗りの少年が勢いよく振り落とされて縁石に頭をぶつけた。もちろんヘルメットなんか、かぶってはいない。

頭から黒い液体がドクドクと脈を打つ様にオレンジ色の光の中に広がっていく。




水銀灯の光が、雨上がりの霧に反射してきらめくのを不思議な気分で眺めていた。




一緒にいたミキは、看護婦だった。
クルマを降りて見に行った。


もう、ダメだという。

救急車がやけに遅く到着した。
運転していたのは無免許の少年。
誰も泣いている人はいなかった。私も、なんとも思わなかった。
煌めく夜の国道。



あの時、私の心は何も感じないように封印されていた。
人の死さえも、なんとも思わなかったという、驚愕。



戦場の様な家で、生きてきたのだ。
悲しみなんて感じていたら、
多分、自殺へまっしぐらだった。


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プロフィール

ダリア

Author:ダリア
可愛くない私を、嫌々育てた母。仕事第一の父。そして溺愛された弟。病んでいく私。
ネグレクト、被虐待児のいく末です。

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