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ヘッドマッサージ

たまに、美容室で、オイルを使ったヘッドマッサージをしていただきます。
カットのついでに、ミントの香りのオイル使ってのマッサージは、心も体もほぐれる至福のひとときなんです。



ここは、眉毛を整えてくれて、シャンプーもとても気持ちがよく、気分転換によく利用します。
私は緊張からか、肩凝りと頭痛持ちなのですが、こんな自分のケアもたまには必要。
リラックスしようと思ってもなかなか自分だけでは無理(笑)
頭の表皮の緊張が、頭痛の原因であることが多いと、聞いたことがあります。





お洒落で感じの良い女性スタッフ。
何故か男性のお客様が多い店。






昔の私は、こんなサービスを心地良く受ける事が出来なかった。
なぜって、自分にはそんな価値がないと思っていたから…。



でも、こんな年になって、こんな風に人にケアしてもらうのが、やっとできるようになった。大事に扱ってもらって、気持ちよく。


髪は艶々で、サラサラ。思った通りに美しくカットしてもらって、眉もプロに整えてもらうと、メイクの時、とても描き易い。






「良いのよ、自分を大切にしてあげて。」こう思いながら自分のセルフイメージを変えていこうと思っている。
ビルの下の花屋さんの中には、春の花。

ころんとしたアネモネ、スイートピー、マーガレット、フリルたっぷりのチューリップ、スイセン、フリージア、そして、寄せ植えの菫。

いいんだよ。自分を大切にしてあげても…。





見て!お花がみんな手を振っているよ🌼

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良い香り

深呼吸をすると、心がしっかりとします。

と言われても、なかなか、深呼吸、難しいものです。



で、良い方法が…。
香りです。
気に入ったアロマオイルでも、ルームフレッシュナーでも良いので、
部屋に良い香りを!


アロマオイルは難しく考えないで、きれいなお皿にティッシュを置いてその上に数滴滴らせば、良いのです!


すると、自然と少しゆっくりした深い呼吸するようになります!
息を吸うと、わぁ、良い香り!!✨




これは、素敵な気持ちになりますし、多幸感があるのです。

眠れない夜も、自然なゆっくりした寝る時の呼吸にすると眠りやすいのですが、
呼吸を意識するのも、疲れてしまうのですが、薔薇の香りの香水をつけて眠ると、呼吸する度に、しあわせ感もあってとても良いです。



目指せ!おうちリゾート


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自分の歪み

認知の歪み。
心を病んだのは、自らの認知の歪みによるものだ。
悪魔のようなモノを、素晴らしいものと思いこんで生きてきた。
それは、自分のせいでは無いのです。




でも、今までは、「自分のどこかが悪いから生きづらいのだ。自分を変えないと、変わらないと」と、自分のアラ探しをして生きてきた。
自分はダメだ、と思って生きてきた。
自分が大嫌いだった。
自分が悪い。
自分のせい。
それは、ね、ずっと前にもうやめました。
自分はそんなに完璧じゃないといういけないの?
私は一点の曇りもないといういけないの?



自分、神さまかよ。




オカシイのは誰??
自分です。
オカシイのは自分。
完璧じゃないという許さないなんてオカシイんです。





あのね、もう五十を過ぎてるんです。
自分は自分で作る。
いいか、自分。
お前は神さまでもなければ、仏さまでもない。
失敗するし、好き嫌いもある。
嫌いなことや苦手なことは、あって良い。
完璧を求めてきた人、毒母は、もう心にはいないのだ。





完璧なヤツを無理に演じなくていいんだよ。
嫌いな人に、媚を売らなくていい。
誰だって嘘くらいつくでしょ。
サボったりするでしょ。



毒母には、去ってもらう。
私の心の中から、去ってもらう。
もういないと思えば、死んだも同然。
現に、いなくてもなんの問題もない。





あの人は、自分の未来に、なんの関係もないではないか!!!




毒母のことは、許さなくていいのです。ただ、私自身の出自の様々をつまびらかにすることで、心の整理をつけていく、という作業は、絶対に必要です。なので、ここに書いています。自分のために。


たまに出てくる怒りを、心に留めていたら、いけないんです。こうして出しています。
私は、もう20年、薬を飲んでいますが、これは何か起こった時に、ドンと落ち込んでしまうからです。生きる自信がないからです。


でも、私は、生きる手応えを感じ始めています。

そして、同じ苦しみに途方に暮れている方に、なんらかの救いになれば、と、書いています。
今日は、南の窓から、冬の光が燦々と入ってきます。

気持ちの良い日です。


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あと30年

あと30年私は、「自分」を生きる。
あと、生きても30年。
30年で、80だ。
今まで人生を人の顔色ばかり見て、
ドギマギ生きてきた。
そして、薬を飲んで、やり過ごす。
もう、良いではないか。
私は、幸運なことに、優しい主人と、息子に恵まれた。
私の家族は、この二人だけ。
で、良いではないか。
私は、全て諦めて生きている。
人は皆、私が嫌いだと、理由もなく感じる。
嫌われていると、常に思う。



だから、大きな動物が好きです。
週に一回乗馬に行く。
馬を触ると、心が温かくなる。
一緒に走る。馬はかわいいよ。
林の中の乗馬クラブ。




PTSDの薬はもう20年近く飲んでいる。
でも、それで良いではないですか。
薬さえ飲んでいれば、生きられる。
全てを捨てて生きる、諦める。
もう、人にどう思われても大丈夫。
だって、私にとってやっぱり人は、謎なのですもの。
人は、怖いし、わからない。今でも。





で、動物。なんです。大きな瞳に、かわいい耳。
心が通う。金色の柔らかな毛。グローブを外してこの手で、触れば、大きな温かい身体。
あと、30年は、自分らしく生きるのだから。




今でも聞こえるあの声。
『いやだね。やな子。大キライ。いい気になって。
あんたに、いいことなんてあるわけない。』
これを振り切るのに、私は、薬が必要なのです。





けれども、カウンセラーの先生に言われました。
『でも、本当の心の底では、あなたはひとが好きです。』
そうだよ。先生。



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「前向き」の功罪~その2

こんな事を思い出した。癌闘病中、私の通っていた大きな病院(毎日百人以上の患者さんがいらっしゃいます。)で、再発後の治療をしていたキタさんという方。

とてもお洒落で、明るく、朗らか、いつも笑顔。二児の母だ。が、もう、肺にも肝臓にも転移をしている。言われなければ、まさかそんな状況とは誰も想像だにしないだろう明るさ。



待合室で、週末旅行のお土産を皆に配る。写真を笑顔で見せ、土産話に花が咲く。

美しく、目立つ方だった。でも、そこでは、患者さんたちは、彼女の事を、不思議に思う人も多かった。こんな声も聞いたことがある。

「あんなに無理しなくていいのに…。」
「見ているのが辛くなるよね。」
「もっと素直に弱音を吐けばいいのに。」
「みんな、わかってる。本音をわかってる。泣いたっていいのに。」


でも、それが彼女の生き様。それはそれで立派。私は、否定はしない。そうすることが、彼女の生きる力になっていたのかもしれないから。と、私は思っていた。





彼女の周りの仲良しグループのメンバーは、再発組。
中には、辛い余命宣告を受けて、診察室から、目を腫らして出てくるひとだっている。それでも、皆、黙っていたわりの心で、それを見ているのだ。

でも彼女は、そういう方にもケタケタ笑って「大丈夫よ」と声をかける。

今の世の中、弱音を吐く、暗い、泣く、…。こんな事は許されないと思っている人がいる。






明るいという事が、そんなに良いことでしょうか?






自分らしく生きるという事を捨ててまで、明るく振る舞うのは誰のため?子供に病で苦しむ姿を見せるという事も、子供がある程度大きければ悪いことではない部分もある。辛いが、子供の学びにもなる。家族皆で受け入れる事も、患者の力になる。







キタさんが抗がん剤の点滴で隣のベッドになった時に、私は、彼女と先生との会話を聞いてしまったことがある。
「もう、首の骨にも転移しているから、気をつけてね。」
「あちゃー!!!そうなんだぁ~!!あはは~。先生、本当??テニス、ダメ?」
「首が折れたら、首から下が全て麻痺するかもしれないな」
「あはは~!!麻痺ってサーーー!!車椅子かーー!!えへへ、ヤダァー(笑)」
笑顔。。。
ものすごく強い人なのか?それとも、感情を出せない方なのか?正直わからなかった。もしかしたら、私と同じ生い立ちで、感情がわからないのかもしれない、とも思った。






私は、闘病中、歯科医の友人にこうアドバイスされた。
「辛いよね。実は、義妹も今闘病中なんだよ。」
「絶対オススメはお笑い番組を録画してみる事!そしておいおい泣く事!」
その二つはね、同じ効果があるんだよ。免疫力が高まるんだよ。
食事に誘ってくれた。

くよくよしないために、お笑い番組みるの。

でも、明るく振る舞うのはダメ!だって心を削っているのと同じ。



「癌患者に明るさを強要するのはね、世間が泣いているひとを見るのが辛くていやだからだよ。みんな怖いから、笑っていて欲しいんだよ。」
そうも言われた。暗くたっていいじゃない。泣いたっていいじゃない。下を向いている時があってもいいじゃない。







前出のキタさん…、いよいよ具合が悪くなった時に、自分で用意した便箋に、遺書を書いたそうだ。最初に、友人。先生。
痛み止めのモルヒネで、意識が薄れていく。

最後に、ご家族への遺書を書こうと思っていたそう。





が、二人の息子さんと、ご主人への遺書は、もう何が書いてあるのかわからなかったそうだ。





そのまま彼女は亡くなった。大事な家族に、言葉を残すこともなく…。






そういうの、彼女らしいよね…。と、寂しそうに、彼女の友人が、言った。





もしかしたら、彼女が、全てを受け入れて、「怖いよ。悲しいよ。死ぬのヤダよ。」と、子供のように泣けたなら、状況が変わっていたかもしれないと、そんなことも、フっと思うこともあった。

~~個人的な意見です。お目こぼしください。

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「前向き」の功罪~その1

昔、癌経験者の本を読んでいた時、
「あ、このひとは、死ぬ…」
と直感的に思った著書があった。

独身で美容師であるという著者は、闘病日記にも関わらず、力に溢れ、本には、明るくこう綴られていた。

「私は、手術の後、抗がん剤が終了したら、すぐにお店を再開し、今まで以上の努力をして、たとえ寝る時間がなくても、どんなに苦しくても、どんな時でも精一杯の笑顔で生きていこうと思う。絶対に弱音は吐かない。絶対に、健康に気をつけて、常に前向きに、生きて、再発しないように必死に頑張ろうと思う」


どこをめくっても、前向き、絶対、どんなに苦しくても、必死で、笑顔で、の文字がある。





こりゃ、ダメだ…、と、私は思った。





で、そのあとがきを読んで、愕然とした。「こんな素晴らしく前向きな方は、絶対に癌に勝つと、確信しています。是非これを皆さんに読んでいただいて、癌も怖くないと知っていただきたかったので、出版を勧めました。」
とありました。

これには芸能人などの闘病の報道にも垣間見えるような気がします。無理して出てきて亡くなってしまった歌舞伎役者。焦って復帰を急ぎ寿命を縮める女優。それを前向き、と捉える風潮。

「女優〇〇さんの癌の手術成功!」などという見出し。江戸時代じゃあるまいし、手術が成功しないなんて事はまずあり得ません。大変なのはその先の、抗がん剤、放射線治療。




まだ認知不足なんだなぁと思います。






「頑張らないという選択」を許さない風潮。「絶望」さえ許さない風潮。

癌というのは、治療後に一番の試練がやってくる。そう、再発の恐怖だ。ほとんどの癌は再発したら、ほぼ完治はない。誤解を怖れず言えば、再発イコール死だ。そんな感覚。術後は、ゆるゆるにしていないと…。

抗がん剤の副作用だってあるんですよ。私はうっ血性心不全。心臓が半分しか機能していません。もう治りません(笑)







アフラックのCMでは、若い癌患者が明るく笑顔で、前向きに生きる癌患者が笑顔を振りまく。うーーん…。男性患者のロングバージョン。
病歴のフリップが出ていて、ビックリ。再発、肝臓転移、二十代前半。これで、笑って生きる??なんでも明るく言いますね~、って、心が痛む。

肝臓転移、肺転移、脳転移、骨転移…。そして、命の火は消える。



笑いたい時には笑えばいいの。でも泣きたい時には泣かせてあげて。
そうやって、頑張り過ぎて生きてきて、癌になったのだから、生き方を変えないと…。
ゆっくり休んで、のんびりと過ごして、しあわせな時間を増やして、自分を大事にしてあげる事です。




「前向き」根性で、癌が治るなんて、そんな甘くはない…。

鬱も、同じです。
頑張るという生き方を変えることです。



自分優先。で、いいんです。他の人のことは、治ってから!✨


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ゆっくり味わって生きよう

全てのことを、怒られないように『早く』済ませて生きてきた。


プールの支度も、お食事も、なんでもかんでも、『早くしなさい!!』と、叫ぶ母の横で、鳥肌が立つような思いで、済ませてきた。



息をするのも浅く、いつも焦っていた。
心から笑ったこともなく、心から泣いたこともなく、ひたすらに人を恐怖して、生きてきました。



でも、今、朝入れる緑茶の味をゆっくり味わう事ができるようになりました。

朝は、日に当たります。庭のパトロール。小さな庭です。
ゆっくり、息をするだけで、心がしっかりしてきます。

主人を愛おしい気持ちで、送り出す。
今日もありがとう。


この私に足りなかった心。感謝。
自分が、生きている事に、感謝。

なんでも意識してゆっくりする。
誰も怒ったりしないから。大丈夫だよー。




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嫌われものは消えるよ

実家には、暮れにだけいく。ジャージで、ノーメイクで。汚くしていく。
母は私が出来るだけ汚くみすぼらしい方が機嫌が良い。
でも、もう行かないかもしれない。


弟達とも、もう、…。


若い頃は、愉しい親戚づきあいもしたくて、
連絡したりもしてみたが、嫌われているのはわかっていた。
もう、いい歳で、これ以上、もう色々するパワーもない。



私には、私の世界があるし、自分の仕事も、付き合いもある。
先方にも先方の世界があるので、これで良いのだ。
私の存在自体が嫌なんだろう。

想像だけれど、きっと、母が気に入らなかった弟のパートナーの事を色々悪く言う際に、
「サチコも、同じ意見だ」やら、「サチコが、こう言っていた」やら、
さも私も、同意見かのように言っていたのだろうと、容易に想像できる。
ひとりで、お嫁さんに文句が言えるタマではない。



~~こっちには、仲間がいるのよ~~ってやったのだろう。それ以外、私には
お嫁さんに嫌われる見当がつかない。第一、全く接点がないのだから…。

お付き合いらしいお付き合いはない。一切。最初から。

でも、最初から母は、お嫁さんの悪口を言いたい放題だった。


ま、これは想像。




私は、ひとの生き方に意見をするタイプではない。
ましてや、よその家庭についてなど、興味もない。
母は、弟を溺愛しているので、弟のパートナーには、厳しい。
私は、電話でふーん、ふーんと聞いていた。


が、毒母はきっと、最近は身体も言うことをきかなくなって、
以前の様な強気ではいられない。
弟に、取り入っているのがよくわかる。

アレだけ色々言っていたのに、今では、手のひらを返した様だ。
母は、皆を平等に扱う事のできないひと。
最近の敵は私だ。再び私。ふふふ…。




一昨年の正月、「ねえみんな、このニュースどう思った?」
って、おばさんタレントの離婚のすったもんだについて気軽に聞いたら、
全員が
呆れたように無視した。
シーンとした。



話を合わせてくれる人は、いなかった。


『馬鹿じゃないの!?』って、皆さんの顔に書いてあった。
私的には、柔らかい話の方が、良いかな、と…。
子供の学校や、主人の仕事の話などで、
なんか比較や、自慢などに誤解されるよりよいかと、
思って言ったが、ワイドショーのニュースを話題にした私を、
皆は、軽蔑の眼差しで見ていた。
みんな、バカにした様に押し黙った。



黙っていよう。
嫌われものだ。



普通は、娘の成功を喜ぶのが親だ。
が、旅行の写真や、着物の写真の年賀状も
いやそう。



「イヤダイヤダ。いい気になって。」
そういう声が聞こえる。

面倒なので、スーパーで買った年賀状に、ひと言添えるのが良いかもしれない。
みんなさようなら。


嫌われものは消えるよ。


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同じ

母には姉がいる。

縁を切っているが…。
その姉は、(私の叔母)娘が二人。






幼い頃、そこの家に遊びに行ったことがある。冬の寒い日だった。

夕方、駅から皆でその家に行くことになった。歩いてかなりの距離だ。

「ヒロエは歩いて行きな。お前は歩きだ。」

泣きそうなヒロエちゃん。妹のヤスエちゃんは、暖房の効いたクルマに中でぬくぬくと座っている。

後の全員はクルマだ。





「今、ヒロエをちょっとヤッてるんだよ。」

とニヤリと笑った叔母。





????





ものすごい違和感を感じたのを覚えている。
ヒロエちゃんは、何か悪いことをしたの???


さーッと、心に冷たいものが広がったのを覚えている。でも、それを言ってはいけない様な気がして、黙っていた。

楽しいはずのない車内。でも、みなさん、何もなかったかのようにしている。


というか、この方々の中では、普通のことだったのではないか、と今は思う。







今、叔父は亡くなり、叔母は、80を超えて、ヒロエちゃんの家に住んでいる。

ヒロエちゃんとは犬猿の仲だそうだ。


孫に

「おばあちゃんはこの家を出て行って」

と言われたという。


叔母は自営業だが、その土地、社屋はヒロエちゃんが買ったそう。仕事もヒロエちゃんが切り盛りしている。にも関わらず、弁護士を入れてでも、妹のヤスエちゃんに会社を継がせるつもりらしい。


ヤスエちゃんは、離婚し一人暮らし、仕事も何をしているのやら…。







幼い頃には、ヤスエちゃんには友達がいないからと、私に文通をしてくれと叔母に言われたこともある。
ヒロエちゃんは、「私はいつも、ものさしでひっぱだかれながら育ったから」と言っていたそう。
私も知っている。なにかと「ヤスエはすごいヤスエはすごい」と、ヤスエちゃんのことを褒めていた叔母。


ヒロエちゃんの話は聞いたことがない。


ヤスエちゃんは、ひとりで何もできない。電話さえできない。
これはね、叔母はヤスエちゃんが、何もできないことを心の底で知っていたからではないかと、思う。
ああ、叔母、あなたも同じだったのですね。





毒母と。

両方を同じように可愛がれない。


私は思う。毒母も同じように育ったのだろう。








母は、五人兄弟、でも、全てと縁を切っている。遺産の問題で。

私が高校の時、電話で、怒鳴り合いをしていた兄弟五人。修羅場だ。

が、他の兄弟は、今は、何かと繋がりがある様だ。母だけは、連絡も来ない。


恐るべし徳のなさ。









毒母は、今でも、家の勝手口に野良猫が来ると、一匹だけ可愛がる。他の猫をホウキで、ひっぱだく。憎ったらしいと。

その顔。その声。それを見て心が張り裂けそうだよ。

猫くらい平等に可愛がれよ。

どうせあげているのは、残りモノ。


一回殴られた猫は、二度と来ないそうだ。







そうだよ、二度と、来ないよ。




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お姉さんが、心配

弟が、定年まで九州にとどまると言う話。
知っているか?と、毒母から連絡が来た。


適当に返事をしていたが、これはお父さんに、詳しく聞いてもらうしかないか…、と、気落ちした声の毒母。
自分で聞けば良いではないか、どうして、九州にとどまるのか。




ねえ、あなた、聞いてくれない?


なぜ??


私は、はっきり言って人の人生の大きな決断に関わるなんてことはしたくない。
もし逆の立場で、会社のことや色々な事情をわからない人がああしろこうしろと言って来たら、迷惑だし。
人は、どんな時でも、どんな状況でも、それがその人の精一杯なのだ。
いい迷惑だ。



父が弟に電話をしたらしい。

父は、
『お姉さんが、心配しているから。』
と言ったそうだ。

弟は、空港で荷物を待っているので後で、と言ったそう。
そして弟から、すぐにラインが来た。


『お姉さんは、僕の決断にどんな心配があるの?』

迷惑そうな文面。





聞きづらいこと、嫌なことはここの家では全て私が前面に出されるのだ。
勘弁してほしい。


心配しているのは毒母。


私は、悪いけれど、50を過ぎた弟の進路は、興味がない。
本人が良ければそれで良い。
年収がいくらだの、昇進だの、どうだっていいんだよ。あたしゃ。
こんな事に巻き込まないでほしい。
はっきり言って、全部私にひっかぶして、情報を得たいのだ。
なぜ、『お母さんは心配してるんだけれど、なぜ横浜に帰って来ないの?』って聞きゃいいじゃん。




「お姉さんが知りたがっているから。」って、どういうこと?

弟は、私のことを、自分の私生活を探る姉。
うるさい姉。人のことを興味本位に覗き見したい嫌なヤツ、
と思っているのだろう。

てめえら、全員、なめんなよ。




年末年始くらいは…と思ったが、もう本当に無理。
来年は、年末年始は、旅行に行こう。
これから、色々なことがあるだろう。
最低限で、いこうと思ったが、もう、そんな甘い事では済まないかもしれない。
50年の習慣を変えるのは容易ではない。
でも、やるしかない。

私は、若い頃、ある企業のお客様相談センターのようなところにいた。
今のようにクレイマーはいなかったけれど、厄介なお客様はいた。
厄介な、お客様への対応をしていこう。
どうするのか?
それは、ね、「聞く」事。

ああ、そうでしたか、そうでしたか、と、共感するだけ。
こちらの意見は絶対に言わない事。
正月の新年会の予定を立てるだけでも、少し関わるとこんなに面倒なのだ。
弟のことは、一切、関わりたくない。





なぜこの家は、本音を言わないのか?
お母さん心配してるんだよと、電話くらいできないのか?
弟よ、私は、あなたの私生活を探りたくもないし、
あなたの年収がいくらだの、出世がどうだのと背比べをしたくもない。
そう言うのは、
大嫌いなんでね。

私は、一度死んだ人間なんでね。
人のお金なんてどうだって良いのだよ。
人のことなんて、興味ない。
人の学歴も、興味ない。




聞きたいことは、自分で、聞けば良いではないか。
「お姉さんが、心配してるから教えて」って、どう言うことだよ。
こうやって、家って崩壊していくんだね。




私は、全てを捨てて生きているのだよ。
あ、あ、私、まだ、弟とうまく付き合っていきたいって思っているんだなぁ。
もう、無理なんだよ。
諦めた、と言ってもまだ、覚悟が足りない。



弟は、私を敵視している。
ライバル視している。
年収はいくら?主人のことを、執行役員になったの?と、聞いてくる。
私は、あなたに、そんなこと、聞いたことないでしょう。


それがわかってくれない人とは、どんなにかんばってもうまくいかないんだよ。

諦める。
弟を、諦める。


心が痛い。



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プロフィール

ダリア

Author:ダリア
可愛くない私を、嫌々育てた母。仕事第一の父。そして溺愛された弟。病んでいく私。
ネグレクト、被虐待児のいく末です。

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