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夕暮れのイメージ

小さな頃を思い出すと
浮かぶイメージは

夕方に庭で泣いている自分
しゃくりあげて
泣いている

弟と母は夕ご飯

さっきからずっと
泣いている


寂しい夕暮れ

ひとりぼっち



父は
仕事一筋のひと

私は寂しかった
ひとりで怖かった
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洗脳テクニック

母はよくこう言っていた

「何かあったら助けてもらうかもしれないから...、人と上手くやっていかないといけない」

どういう場面で言っていたかは
思い出せない

「誰も助けてくれない !」
「みんな冷たいよ」
よく言っていた

私はこう解釈してしまっていた

「ひとは機嫌をとっておかないと
いざという時に誰も助けてくれない」

これはある種の強迫観念の様に
私を苦しめた
なぜかわからないけれど
ひとより自分がいつも下でいないといけないと...

気に入られないと
見捨てられるかもしれないと...
解釈してしまっていた

自分が頼りない
一人では
やっていけるわけがないのだから

すべての人に良く思われないと
何かあった時に
すごく困るのではないかと
そんなふうに誤解して
受け取って
そんなふうに苦しく生きてきた


苦しかった
自分を殺して
生きていた
極端に解釈してしまって
これが私の人生のベースになって
しまって
非常に苦しかった



病気になって...

びっくりした

たくさんの人が
本当に助けてくれた

あっちからこっちから
いっぱい手が伸びてきて
みんな助けてくれた


嬉しくて
何度も泣いた
嬉しくて嬉しくて
本当に
人ってあったかいと
はじめて思った


今振り返ると
人生で一番豊かな時間だった
かもしれない

「みんな助けてくれるんだ」
そう思ってびっくりした

今は
こう思う
真ん中がいい!

「ひとは助けてくれる時も、ある」
困ったら
「困った」
って言う
どうしようもない時は
言ってみる


何かあった時なんて
そうそうあるものではない
という事も
わかった

何とかなるんだと
今は
わかった


心の中にあった
ありもしない幻影の恐怖
まぼろし
自分の作った恐怖

何かあって
何とかならなかったら
「あきらめる」
これで
ずいぶん楽に生きられる


自分で何でも完璧に
できるなんて自分はそんな力はない

そんなの傲慢...
自分はそんな力はないの

人と関わって
生きていく
助けたり助けられたりして
生きていく

勉強です(笑)
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嘘ばっかり

息子が産まれて、実家に帰っていた時のこと。
キッチンで母 が父に何か言っていた。切迫したひそひそ声。



「だから、昨日の夜、あの子(私のこと)言ったのよ…。」

「本気で言ってんのか?そんなこと言ったって、育てないわけにはいけないだろう。何言ってんだ!!現に産まれてんだから。自分の子なんだから、自分で育てていくんだ!!」

「でも、泣きながらあの子言ってたの。『こんなの育てられない…』って。」

「…」

「あの子には無理なのよ。『世話なんかしたくない』って。どうすんだろう。私は絶対イヤだわよ。」


母の嘘。私は、信じられない気持ちでドアの外で聞いた。

父は驚いていた。
そりゃそうでしょう。産んだばかりの乳飲み子を、『育てられない』と娘が言っていると聞いたらば…。

なんだろう???どうしてこんな嘘をつくのか。でも、母はきっと嘘をついている意識さえない。
今の娘のしあわせさえ壊せばいいのだ。

そして『乳児を抱きながら途方にくれるのは、私だけじゃないんだ』と、言いたいだけ。



でも、当時の私は、こういうことを不思議に聞き流す癖がついていた。こういうことを母に問いただすというコトを考えもしないように「洗脳」されてきた。糾弾するなんて、そんなことは許されない家。




そして今考えると、母は私を産んだ時に、そう思ったのではないだろうか??
「育てられない」と。



産まなきゃ良かったじゃん。




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付き添い

乳癌になって、抗がん剤が始まった。

一度、母が付き添いで来たことがあった。
最初のころは、付き添いが必要と言われていたが、仕事で主人が来られず、
その日だけ、母が来た。


十床以上並ぶベッドでは皆、抗がん剤の点滴をしている患者さんで、いっぱい。
横には付き添いの方が小さな椅子に座り、静かに寄り添っている。
大丈夫?
気分は?
お茶飲む?
細かく患者さんに心使いをする付き添いの方。


しかし、ウチだけは違った。
「ちょっと、気分が悪いんですが、空いているベッドはないでしょうかって、看護婦さんに言ってよ。私、なんだか、気持ち悪い。無理だわ。」

と、私に言って来た。
え??
私は、2回目の抗がん剤、不安もある。
高熱が出る場合もあるので付き添いが必要だと言われているのに。
私は、これから、分子標的治療という当時最先端の治療をするのだ。

ここは、有名な大きな病院。重症な方が多い。空いているベッドなんてない。
皆、抗がん剤の点滴のベッドの順番を何時間も待っているのだ。

母は、自分で看護士さんに声をかけて、強引に横になろうとした。
「申しありませんが、見てわかるように、ベッドは空いてはいません。」
「みなさん、しっかりされてますので、付き添いの方も頑張ってください。」

え??

幼児の様にあからさまに不安げな顔をする母。



そのうち、暗くなってくる。

「ね、帰りの車の運転、私、できないかもしれない、無理かも。」


じゃ、どうすればいいというのか…。今日私には、運転なんてとても、無理。一回目の抗がん剤は入院で、そして二回目である。初の外来での抗がん剤。

「◯ちゃん(私の主人)に連絡して迎えに来てもらってよ。」


こんな時まで、私は母のお守りをしないといけないのか。

結局、抗がん剤が済んで、自分で会計を済ませて、次の予約を取って
携帯で仕事中の主人にやっと連絡をつけて迎えに来てもらった。母は待合室の大きなソファで休んでいた。

「終わった?ああ、よかった、もう、気分悪くて、運転なんてできないわよ。」
大きな声で回りへの配慮もなくこんなことを言った。


もっと辛いひとはいっぱいいるのに…。
何も見えていないのかと、思った。

末期で、具合が悪そうな方。
乳飲み子を抱えて抗がん剤治療をしている方。
目に入らないのだろうか…。

看護士さんたちに睨みつけられた母は、二度と病院へは来なかった。
手術の日さえも。
見舞いにも来なかった。
退院の日も、私はひとりだった。

母が来るより、ひとりの方が、断然、楽なのだが(笑)


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なかったことにしよう

なかったことにしよう

なかったことにしようと、心に蓋をする。
被虐待児は、そうやって生き延びる。

家庭の不満を一手に引き受ける。
そりゃ、大変だ。

夫婦仲が悪いこと
親戚や近所づきあいのもめごと
みんなと喧嘩して寂しいこと

はっきり言ってお前さ、一番子供みたいじゃない?

何にも言わずに、黙っている弱い子供に
全部ひっかぶせる。

夏休みの午後は、嫌な時間があった。
子供に掃除をさせる時間だ。
夏休み、母は嫌いな家事の掃除を子供にやらせる。
教育の名のもとに。

弟は、ほっておいて、私に貼りつく。

ぎゃーぎゃー言いながら、
そこにゴミが残ってる、だの
やる気がない、だの
いやいややっているだのと気が狂った様に怒鳴り散らす。
いつもそばに来て「あーーイライラする!」って叫びながら。

毎日のイベント。

ああ、お前は、
だらしがない。
汚い。
いつもズルズルしている。
ボケっとしていてなんでも忘れる。
なんでもやりっぱなし。


私は、そのうち、何をやるにも恐ろしいくらいに手際が良く、
しかも雑に物事を片付ける子供になった。


早くしなさい!!!
早く!!!

早く!!!


プールの支度も、早い。
だって畳まないもの。

そこら辺にあるタオルだの水着だのを
バッグに突っ込んで、恐ろしい思いで「早く」
支度をする。

雑に、突っ込む。

学校でもそうだった。
いつもくしゃくしゃの体操服。

もたもたしてたら、死ぬほど怒られる。

忘れ物も多い。

じっくり物事ができない子供になった。
母がいると、怖くて丁寧に味わって何かをするなんてこと、
できない。

そして、死ぬほど怒られる。

でも、それはなかったこと。
自分が悪い。
と、言い聞かせて、自分の苦しみを封印する。

今日怒られたことは忘れる
怒鳴れたことは忘れる
無意識のうちにそうして来た。

母は良いひとだと思い込む。
噴飯ものだ。世界で一番良いひとだと、
無意識のうちに信じ込む。優しいお母さんと、思い込むのだ。
そうするしか生きる道はない。
やがて自分の感情がわからないひとになって、
皆に軽んじれらる。バカにされる。
「あのひとは何やっても怒らないよ。」
そう思われる。

自分でさえなんだかわからぬまま混沌の人生を生きる。

母には、たまに言われていた
「捨ててしまったら、お前はどうやって生きていくんだろうね。
孤児院というところは、すごく怖いところらしいよ。」
洗脳のプロだ。

ご飯の味なんてしない。
早く食べる。

私は、今でも、食べることに一切興味はない。


〜〜産みたくなかったら、産まない選択をしてください。育てたくなかったら、里子に出してください。中絶なんて、虐待よりもずっと罪が軽いでしょう。自分が痛い思いをすれば良いのです。産まなきゃ良かったなんて子供にいうのなら、産まなきゃ良かったじゃないですか。〜〜





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えこひいき

「お前は、えこひいきだ!
なんでそんなに兄弟で、差をつけるんだ!!
弟ばっかりじゃないか!!」

と、叔父が叫んだ。
母の兄だ。
母の様子を見て、思わず言ったのだ。

初めて聞いた言葉。

「ね、ママ、えこひいきって何?」
「おじさんは何を言ったの?」

えこひいき

えこひいき

どういう意味?


母は、一瞬、気色ばんだ顔をして、
貝のように下を向いて黙ってしまった。
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仕方なく育てたという母

あんたはね
拾ってきた子なの
だから少しも可愛いくはないの

あの橋のところで泣いてたのを
拾って仕方なく育てたの
可愛くないのよ

えっ?本当に…?

二人の姉弟は息をのむ
決まって夕暮れに
こんな話を始めるヒトよ

本当だよ
困ったもんだね
どっか行っちゃいな

下を向く姉

エッ?僕は?

弟が必死でたずねる

お前はかわいいママの子だよ

あぁ~
よかった

私はベッドへ行ってしゃくりあげて
泣く

悪魔のような猫なで声が耳元で
囁く

「嘘だよ…。」

嘘でも本当でも
そんな事は関係ない






悲しい夕方
ヘミングウェイは
一人が好きだったとか

世界中をさまよっていた

幼い頃の母親の仕打ちから解放されたのは晩年だという

母のいた恐ろしい家庭で
18年生きた

「結婚したばかりの頃お父さんが嫌だったのよ。夫婦仲の悪い時の子は、可愛くないっていうものらしいよ。」

「たったひとりで泣きながら子育てをした。誰も手伝ってくれなかった。」

「何故か二人いるとどっちかが憎らしくてしょうがなくなるもんなのよ。」

「毎日、イライラしてしょうがなかった。」

「小さい子は本当にヤダ。」

こんな風によく言っていた




今でも思い出す
記憶の奥底に眠っている感情

ヒトというのは
恐ろしいと
学んだ

母も愛情の持てない子供を育てるのは
さぞかし骨が折れただろうに

母はいう

「あなたは私が動けなくなったら
私を虐待するでしょう…。
絶対すると思う…。」

悲しい人生よ
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カウンセリング


行き始めたカウンセリング。2回目。

あのね、あなたは、なんでも悪い方向に考える。

何かが終わってから、その人の態度だとか、言葉の端々を頭の中で反芻して、本当は、迷惑だったのではないか、あれは、私のせいだったのではないか…などと、ありもしない悪いことを自分で作り上げて、自分を責める。

ひとつ終わったら、お終い、それで良いのですよ。色々嫌な想像をして自分を自分で苦しめています。

物事の解決の方法が、「自分を責める」「自分さえ我慢すれば」という方法しか知らない。怒るという選択肢はありませんね。

やられたら、同じことを返しなさい。我慢してはいけないです。

そして、自分の成功、しあわせを享受しなさい。どうして後ろめたさを感じることがあるのでしょうか。

お母様は、誰にも愛されることがなかったひとです。それを認めたくないのです。なので、悲しみを自分で処理できずに、子供を思い通りに縛っておこうとしたのです。虐待の理由は、寂しさです。

で、お母様が仕掛けてくるゲームに乗らないこと。優しく遊びにおいで、と誘って、行くと、不機嫌でいる、嫌味を言うなどということがあると思います。そのゲームに乗らないことです。

〜〜これは完全に機能不全家族です。先生が、ホワイトボードに図を描いて説明してくださる。

親の役割を全てあなたがやってきたのです。親を慰めてなだめて機嫌をとってやってきました。私は、家の中の不機嫌をすべて取り繕ってやってきたのです。

これからは、「ひとに気を使わせたっていいじゃない」くらいの気持ちでいなさい。

猜疑心が強い。…、これは、ひとが怖いということから来ているのね。

ひとは、生まれたばかりの時に、考えが言語化される前に母親から受けたものが人生を大きく左右するそうです。快と不快しかわからないくらいの新生児の時に、自我を守る壁が形成される時の親の態度は、子供の人生に大きな影響を与えるそうです。快と不快しかわからない時期に、快が少なく不快が多いと、心が健全に発達しません。

私は、自分を守る壁がないそうです。汚い言葉を使う人や、卑しい人には、絶対に近づいてはいけません。逃げて下さい。あなたは無防備で、自分を守る壁がありません。幼い頃、作れなかったのです。

カウンセラーさんは、女性だが、女性が怖い私でもなぜかとても話しやすい方。不思議です。で、四柱推命も見てくださる。お願いして興味があるのでみていただく。

実のお母様は、あなたの成功を邪魔するものを持っています。舌禍を示すものを二つ持っています。ひとつでもすごい争いばかりなのに、争いを示す物を二つ持っています。嵐の様です。

あなたに泥を塗ってくる様な人から、離れて下さい。

逃げた方が賢明です。

また、私は、生年月日と名前からみると、「宝石」として生まれたという星回りだそうです。私は、「石」なのです。

宝石なので、全ての人には愛されることはない。それを身に付けたいと思うひとにはとても愛されるでしょう。でも数は少ないです。価値を見出さないひとには、誤解も嫉妬もされます。

参謀格です。ナンバー2の立場がうまくいきます。何かをしたいと思って人を集める力もすごくあります。本当は人が好きです。

汚い言葉を使う人や、卑しい人には、絶対に近づいてはいけません。逃げて下さい。あなたは無防備で、自分を守る壁がありません。幼い頃、作れなかったのです。

そして、あなたは堅物です。悪いこと規範に反することが許容できない。…石だものね。水の様な寛容さがない。ゆるやかなおおらかさがない。

白黒はっきりつけるところがあって、厳しい面がある。自分にも他人にも。

何事も、やり過ぎるところがあります。良い面であり、悪い面でもあります。

私は、弱さと、強さ、無防備さと、猜疑心の強さ、そう言う相反するものを持っているのかもなぁ、と、思いました。

そして、帰りに主人が言った。

石ってさ、ある方向にはすごく強いけれど、ある方向の衝撃にはとても脆いという性質もあるよね。すごくわかる。そういうところがあるよね。

うーむ、なるほど…。

五十路にして自分探しの旅です…。
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プロフィール

ダリア

Author:ダリア
可愛くない私を、嫌々育てた母。仕事第一の父。そして溺愛された弟。病んでいく私。
ネグレクト、被虐待児のいく末です。

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