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三十年の洗脳

洗脳が解けたのは、30年後


母の言うことは一番正しい。
逆らうことなど考えもしない。
母の意見には全身で同意。そこに何の疑問も抱かない。
いや抱けない。
人を怒るなんてしたことがない。
悲しいという感情も無い。封印している。
全て自分が悪い。
どんな理不尽な母の言い分にも同意する。
機嫌を損ねないように。

それは母が、不機嫌になって無視が数日も続くのが恐ろしいからです。

私には弟がいた。母の溺愛する弟。
毎日帰宅の遅い父。週末は、ゴルフ。
家庭は母に任せれていた。
〜後に、弟は『父は逃げていた』と言っていたけれど…。

私は、この中で、母の不機嫌と理不尽と、大声と、
無視に耐えてきた。
恐ろしいのは「自分が悪いから」と、思いこんで…。

でも、そんな洗脳が解けたのは、自分が子供を産んだ時だった。
私は30歳になっていました。

いつも怒鳴り声と不機嫌と無視の実家。
子育てをしっかりとしようと思ったら、激しい躾けは当たり前だと
よく母は言っていました。

でも、実家を出て結婚してマンション住まいをしてみると、
近所からそんな怒鳴り声が聞こえることなど、
ないのです。どこにも幼い子供がいる。

おかしい。

これは、おかしい。うっすら思う実家の違和感。

決定的な一言。
「子供は、いくら怒ってもいいんだってね」

母からのことば。

その頃から、自分が自分の感情を封印して来た弊害が出てきた。
どこにいても居心地の悪い自分が出てきたのです。

これは私の50年にわたる心の記録です。
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プロフィール

ダリア

Author:ダリア
可愛くない私を、嫌々育てた母。仕事第一の父。そして溺愛された弟。病んでいく私。
ネグレクト、被虐待児のいく末です。

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